みんぞの簡単料理レシピ紹介します

現在、企業主導型の保育所で管理栄養士として勤務中です。その中で、主婦の方に料理のレシピを聞かれる場面がよくあります。このブログで紹介したレシピをたくさんの方に参考にしてもらえたらなと思っています。

こどもの偏食をなおす方法

保育所で働く中でこの方法いいかもしれないというのがたくさんあるので、ご紹介します。

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①切り方を工夫する

昔からよくピーマン嫌いの子にはみじん切りにしたピーマンをハンバーグの中に入れて食べさせるという話がありますが、考え方はそれですね。野菜を食べない子には、小さめに切ってあげると食べることがありますが、反対に刻んである野菜が苦手な子もいて、そういう場合は大きめに切ったりします。私の保育所では、かぼちゃの煮物が不評だったので、1㎝角の小さめに切ったところ全員おいしいと言って食べていました。見た目は大切だなと感じた瞬間でした。いずれも、食べないから避けずに、色々な方法を試してみることが大切です。

 

 

②煮る時間を変えてみる

根菜類などの野菜は歯茎でも潰せるほどクタクタに煮るとよく食べる傾向にあります。また、胡瓜はスティック状に切って、さっと熱湯にくぐらせます。私の保育所ではスティック野菜は大人気です。

 

 

③盛り付ける器を変えてみる

盛り付ける量がそんなになくても、器が大きいと子どもはボリュームがあると思い込んでしまうそうです。私の園では盛り付ける量を変えずに器を変えただけで、食べる量が増えたというようなことがありました。また、盛り付ける量を少しにして、全部食べ終わってから、おかわりをするという形式にすると子どものモチベーションも上がってよく食べてくれるようになりますよ。

 

 

④親子で料理をしてみる

簡単なおにぎりや巻き寿司、ホットプレートで餃子の皮ピザを子どもと一緒に作ってみてください。自分で作ったということが嬉しくて一口だけでも食べてくれるようになります。パンをこねる、野菜を洗う、サンドイッチを作るなど考えたら色々アイデアが出てきますよ。

 

 

⑤お腹を空かせる

お腹が空いていないと嫌いなものも余計に食べたくなくなります。あまり遅くならない程度に食事の時間を遅らせたり、たくさん体を動かして子どもがお腹が空いたと思うように調整してみましょう。私の保育所では、進級前の時期になると昼食時間を遅らせて、活動時間を長く取るようにしています。すると、さっと食べてさっとお昼寝をするようになり、たくさんおかわりもするようになっています。食事を開始する時間も大切なんだなと思った瞬間でした。

 

 

⑥気分を変えてみる

たまには子どものテンションが上がるように、お弁当に詰めてみたり、公園で食べてみたりしてみてはいかがでしょうか。いつもは椅子で食べているけど、今日は床に座って食べてみると、いつもと雰囲気が違って子どもも食欲が湧いたりするとこもあります。特にお弁当に入れてあげると喜びますよ。

 

まとめ

このような方法をたくさん試し、根気強くこどもと向き合うことが大切です♪こどもが残さず食べた時や嫌いなものを食べた時はたくさん褒めてあげましょう。子どもが食べてくれると私たちも本当に嬉しいんですよね。みなさんも試してみてください。

 

 

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